セミナー概要
本イベントは、6/21付 国土交通省が公表した「不動産業による空き家対策推進プログラム」
内に記載のある「全国不動産コンサルティングフォーラム」のプレ開催です。
「不動産コンサルティング技能試験・登録事業」創設から32年。
当初は投資家保護を求める社会背景を受け、宅地建物取引主任者の上位資格としての位置づけでスタートしました。並行して「不動産コンサルティング業務」の定義も議論され、「依頼者との契約に基づき、不動産に関する専門的な知識・技能を活用し、公正かつ客観的な立場から、不動産の利用、取得、処分、管理、事業運営及び投資等について、不動産の物件・市場等の調査・分析等をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案する業務」と定義され、宅建業(媒介業)とは別個の分離・独立した業務として歩んできました。
時代の変化により不動産業(者)に対するニーズは、売買・賃貸など宅建業の範疇を超え、低未利用地・既存建物の活用や相続対策としての不動産の分割や活用、ESGに沿った中長期的な投資提案など、高度化・多様化が進んでいます。加えて、人口減少に伴う地方の過疎化、高齢化の進展など社会の変化が空き家問題などを生み、深刻化させています。
こうした不動産ニーズの高度化・多様化に対応する者として、また相続対策・空き家問題解決の担い手として「公認 不動産コンサルティングマスター」に期待される役割とは何か。国、業界のトップランナー、有識者のそれぞれの視点で語っていただきます。
日時: 2024年7月24日13:30~17:00(13:00開場)
*ライブ配信あり
会場: AP東京八重洲 13階 RoomA
東京都中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル
主催: (公財)不動産流通推進センター
後援: 国土交通省、(公社)全国宅地建物取引業協会連合会、(公社)全日本不動産協会、
(一社)全国住宅産業協会、(一社)不動産流通経営協会、(一社)不動産協会
参加人数:会場100名
ライブ配信500名 ⇒1,000名に増員しました!
参加費:無料
▼ 申込み期限
リアル開催:7月23日 17時 先着100名様限定 ⇒満員御礼!現在キャンセル待ち受付中
空席が発生しましたら、キャンセル受付順に会場参加をご案内します。
オンライン開催:7月24日 開催中も申し込み可能です 先着1,000名様限定
・オンライン参加の際は安定したネットワーク環境でのご参加をお願いいたします。
・「公認 不動産コンサルティングマスター」及び「宅建マイスター」の皆様へ
当講演会は、「公認 不動産コンサルティングマスター」の更新要件及び「宅建マイスター」の★(星)にカウントされる講習ではありません。
スケジュール
時間 | 内容 |
13:00~13:30 | 受付開始 |
13:30~13:40 (10分) | ご挨拶 (公財)不動産流通推進センター 坂本 久 |
13:40~14:00 (20分) | 空き家活用の担い手について 講師: 国土交通省 不動産・建設経済局不動産業課長 川合紀子 氏 |
14:00〜14:10(10分) | 休憩 |
14:10〜15:00(50分) | 不動産ストックの活用 講師: (一社)リノベーション協議会会長 内山博文 氏 |
15:00〜15:40(40分) | 地方の取組み 講師: (公社)和歌山県宅地建物取引業協会副会長 木村勝次 氏 |
15:40〜15:50(10分) | 休憩 |
15:50〜16:40(50分) | 地域活性化 講師: (一社)エリア・イノベーション・アライアンス代表理事 木下斉 氏 |
16:40〜16:50(10分) | (公財) 不動産流通推進センターからのお知らせ |
※進行の状況により、時間が前後する場合がございます。
遠方よりお越しの方は、余裕をもった交通の手配をお願いいたします。
1.ご挨拶
(公財)不動産流通推進センター 理事長・坂本久
2. 空き家活用の担い手について
空き家活用の担い手について/国土交通省 不動産・建設経済局 不動産業課長・川合紀子氏
「不動産業による空き家対策推進プログラム ~地域価値を共創する不動産業を目指して~」
▼国土交通省ウェブサイト 不動産業による空き家対策推進プログラム
日本国内では、人口減少に伴う地方の過疎化、高齢化の進行に伴う相続の発生増加により、空き家問題が深刻化している。空き家活用の担い手についてというテーマで、活躍が期待されるものについても言及していただく。
3.不動産ストックの活用
≪内山博文氏プロフィール≫
・u.company株式会社 代表取締役/仕掛け人
・Japan.asset management株式会社 代表取締役
・つくばまちなかデザイン株式会社 代表取締役
大手ディベロッパーを経て、(株)都市デザインシステム(現UDS(株))に入社、コーポラティブ事業や不動産活用コンサルティングに従事、その後、(株)リビタ代表取締役に就任し、既存ストックを活用した新たなビジネスを多数創造。
同社を退任後、コンサルティング会社u.company(株)を立上げ、不動産ストックの活用に関わる事業会社数社の経営コンサルタントを務める。併せて不動産と建築の二刀流で不動産ストックをトータルにマネジメントするJapan.asset management(株)を設立。
現在は、(株)エヌ・シー・エヌ社外取締役。そして、つくばの中心市街地の活性化を目指す、つくばまちなかデザイン(株)の代表取締役を兼任。
≪講演概要≫
・空き家活用のトータルプロデュース、コーディネーターとしての役割
・どのようにリノベーションを進めるのか ~HOW TO RENOVATION?
・マーケティングとイノベーション ~付加価値を付けるために
・事例の紹介
・リノベーションを実践する際の必要なスキル
4.地方の取組み
≪木村勝次氏プロフィール≫
・株式会社タナベハウス 代表取締役
・公益社団法人和歌山県宅地建物取引業協会 副会長
◇公認 不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士
◇宅建マイスター
◇賃貸不動産経営管理士
県内で空き家対策に取り組む中で、管理不全空き家は複雑かつ内容が多岐にわたる案件が多いことに直面し、コンサルティング業務の幅広い知識と取引における潜在リスクの洗出しの重要性を痛感。和歌山県宅建協会の事業としてエキスパート資格者制度(公認 不動産コンサルティングマスター、宅建マイスター、賃貸不動産経営管理士の3資格を取得するもの)の創設に尽力し、会員の専門知識と技能の向上に取り組む。
和歌山県田辺市都市計画審議会会長、同県景観審議会委員、また委員でもある同県空家等対策推進協議会が主催する県民への『空家予防啓発セミナー』において講師を務めるほか、本年10月より国立和歌山大学寄附講義『まちづくりと不動産』にゲストスピーカーとして参加を予定している。
≪講演概要≫
・エキスパート資格(3資格)取得により得られた幅広く奥深い知見
・高齢化社会の課題と和歌山県のマーケット分析~都会と地方の違い~
・点ではなくエリアの空き家対策
・親子3代にわたる相続コンサルティング
5.地域活性化
≪木下斉 氏プロフィール≫ 1982年生まれ。高校在学時からまちづくり事業に取り組み、2000年に全国商店街による共同出資会社を設立、同年「IT革命」で新語流行語大賞を受賞。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。
08年に設立した熊本城東マネジメント(株)をはじめ全国各地のまちづくり会社役員を兼務し、09年には全国各地の事業型まちづくり組織の連携と政策提言を行うために(一社)エリア・イノベーション・アライアンスを設立。
15年から都市経営プロフェッショナルスクールを東北芸術工科大学、公民連携事業機構等と設立し、既に350名を超える卒業生を輩出。
20年には北海道の新時代に向けた「えぞ財団」を仲間と共に発足している。また内閣府地域活性化伝道師等の政府アドバイザーも務める。
著書『稼ぐまちが地方を変える』『凡人のための地域再生入門』『地方創生大全』『まちづくり幻想』等多数。
≪講演概要≫
・空き家などを活用したリノベーション事業
・個別物件ではなく、エリア開発が大切な理由
・地方活性化になる空き家対策としての賃貸併用住宅
・今後のローカルマイクロディベロッパーの可能性
6.(公財)不動産流通推進センターよりお知らせ
(公財)不動産流通推進センター事務局
不動産コンサルティング業務の促進における新たな取組み など
会場までのアクセス
交通アクセス
- <JR各線をご利用の場合>
「東京駅」八重洲中央口より徒歩6分 - <東京メトロ銀座線をご利用の場合>
- 「日本橋駅」徒歩約5分
「京橋駅」徒歩約4分 - <都営浅草線をご利用の場合>
「宝町駅」徒歩約4分
お問い合わせ先
主催: 公益財団法人 不動産流通推進センター
運営委託会社:東京セミナースタジオ株式会社info@tokyo-seminar-studio.com
担当:卜部(うらべ)、大谷
平日10:00-19:00