吉村ゼミ

  • 生ライブ配信のみ(後日オンデマンド配信なし)
  • 顔出し(カメラON)あり
  • 声だし(マイクON)あり
  • グループ討議あり
吉村ゼミ

吉村ゼミ

研修会概要

<講師からのメッセージ>
子どもの知的発達をアセスメントするためのツールとして、WISC、田中ビネー知能検査、K式発達検査など、知能検査・発達検査はさまざまな領域、さまざまな機関で実施されています。しかし、検査を通じて得られた情報は、家庭での関わりや園・学校などでの取り組みに活かされているでしょうか?単に数値を報告したり、子どものプロフィールを一般的な解釈に当てはめて説明したりするだけでなく、その子どもの場合、検査の数値が意味することはどういったことなのか、家庭や学校での生活の中でどのような手立てが考えられるのかといったことを具体的に共有・相談できて初めて、検査を活用したと言えるのだと思います。

このゼミは、知能検査・発達検査を実施して結果を解釈する先生方と、結果の報告を受けて日々の取り組みにつなげようとする先生方とがともに学ぶことで、検査を「もっと活用していく」ことを目指すものです。参加される先生方から話題を提供いただき、ディスカッションしながら進めていきます。

子どもの発達をアセスメントし、関係者で共有し、日々の支援に具現化していく…、協働的なプロセスを皆さんと一緒に作っていけるとよいなと思っています。

【お知らせ】
[参加制限について] 研修会主催者の責務として、すべての参加者の安全と安心を担保するため、担当講師とも話し合い、研修会開始時に安全のためのルールを提示し、全員がそれに則って進めることにします。それでも、安全と安心が担保できないと判断された場合(開催当日の進行中も含めて)は、当該参加者の研修会への参加を認めない対応を取ります。


<吉村ゼミへのケース検討申込・質問ボックス>
・ケース検討の申込のほか、各回のテーマに関するご質問、関わっているお子さんに関するご質問など、 日常の業務の中でふと疑問に思うこと・検査に関する素朴な質問などをお寄せください。
・開催日1週間前までに以下の[質問&事例提供申込フォーム]からお送りください。(スライド等を使って回答したり、講義に回答を組み込む場合があり、準備に時間が必要なため)
・時間等の関係で、すべての質問にお答え出来ない場合もあります。

 

<担当講師>
吉村 拓馬先生(鎌倉女子大学児童学部子ども心理学科 講師)

講師プロフィール

山口県山口市出身。筑波大学大学院修了。公認心理師、臨床発達心理士。関東圏の地方自治体の心理職、横須賀市療育相談センター心理士を経て、2022年4月より現職。立正大学非常勤講師を兼務。専門は子どもの発達アセスメント、障害者・障害児心理学。知能検査・発達検査、およびその活用に関する実践的研究を行っている。著書に『季刊・公認心理師』(共著/共同出版)、論文に「発達障害のある子どもの田中ビネーVの知能指数の特徴と補正方法」、「療育手帳判定における知能検査・発達検査に関する調査」、「全国の児童相談所における療育手帳制度に関する調査」がある。

【主催】神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
 



▼ 開催方法
生ライブ配信(Zoomミーティング利用)によるオンライン研修

開催前日(概ね10:00~15:00の間)にZoomID等のご案内をメールにてお送りいたします。
 

▼ 申込期限

開催日2日前 午後3時

お申し込みは、下記「参加申込」ボタンからのオンラインフォーム限定となります。

開催日時&当日スケジュール

▼ 開催日時
第1回 2024年9月27日(金)19:30-21:30

■アセスメントと支援
知能検査・発達検査は、数値を算出して終わり、あるいは数値を報告して終わりではありません。アセスメントは支援のために行うもの、生活に活かしてこそ意味があるはずです。
 

第2回 2024年10月25日(金)19:30-21:30

■知能とは?発達とは?

知能検査・発達検査で測定している知能とはなにか、発達とはなにか、皆さんで学んでいきましょう。
 

第3回 2024年11月29日(金)19:30-21:30

■代表的な検査

現在使われている代表的な知能検査・発達検査について、それぞれの特徴も含めて確認していきましょう。
 

第4回 2024年12月20日(金)19:30-21:30

■検査で分かること

数値は検査結果として重要なものですが、数値はあくまで数値。その子の場合、その数値はどんなことを意味しているのかを読み取る(解釈する)ためには、数値以外の情報も踏まえる必要があります。

 

第5回 2025年1月31日(金)19:30-21:30

■検査結果を共有する

「フィードバック」ともよばれる検査の結果の報告は、関係者間でその子の知能や発達の特徴を共有するための重要な過程です。協働的なフィードバックとはどんなものか、一緒に学んでいきましょう。

 

第6回 2025年2月28日(金)19:30-21:30

■支援計画・行動計画

アセスメントを通じて得られた情報を具体的な支援や日々の取り組みにつなげることが何より重要です。支援計画・行動計画を立て、実行し、振り返り、改良する…その繰り返しで互いが成長していけるとよいと思います。
 

▼ 当日スケジュール
時間 内容
19:20~ オンライン受付開始 メール送付されたURL(Zoom IDとパスコード)に接続してください。
19:30 開会・ごあいさつ
19:30~20:30
(60分)
前半
20:30~20:35 (5分) 休憩
20:35~21:30
(55分)
後半
21:30 閉会

参加登録

▼ 参加費(1回の講座につき)

一般     4,000円
賛助会員※1 3,500円
正会員※1  3,000円
ユース※2  3,000円

 
 ※1  神奈川LD協会の正会員・賛助会員です。
 
 ※2  「ユース(YOUTH)」は、誕生日が1997年(平成9年)以降に生まれた方が対象です。
申込時に証明書類(免許証等の顔写真・年齢確認できるもの)アップロードが必須です。
 

▼ 参加申込

参加区分ごとの申込ボタンをクリック
正会員・賛助会員での申込には、
「会員番号(4ケタ)」が必要です
  「年齢制限あり」
1997年(平成9年)以降に
生まれた方