研修会概要
この研修会は、夏のセミナー2022での収録済み講演のオンデマンド配信です。
<講師からのメッセージ>
(1)の前半では、発達性ディスレクシアの読みの苦手さはことばの発達の途上で起こることをご理解いただくために、音声言語の発達とそのつまずきについてお話します。「なぜ読むことが苦手なのか」を理解することは、子どもに合わせた指導・支援を考える土台になります。
後半では、アセスメント・実態把握の検査を何種類かご紹介し、検査結果を適切な見立てや指導につなげるプロセスを具体的にお示ししたいと考えています。 単なるノウハウではなく、アセスメント・実態把握に基づく指導の大切さをお話します。
※講演資料付き(開催当時に配布のもの)
【ごあんない】(1)と(2)を併せて受講されるとより理解が深まります。
<担当講師>
石坂 郁代 先生(元 北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科言語聴覚療法学専攻 教授・言語聴覚士)
関口 裕昭 氏(中野区療育センターゆめなりあ 言語聴覚士)
▼石坂先生のプロフィール
東京都生まれ。言語聴覚士。上智大学大学院言語障害研究コース終了後、東北大学大学院博士後期課程に進学。東北厚生年金病院で言語聴覚士として成人の失語症のリハビリテーションに携わる。その後、福岡教育大学教育学部特別支援教育講座勤務を経て、北里大学に着任、2023年3月退職。著書は、『言語発達障害学第3版』(編者、医学書院)、『ディスレクシア入門』(共同執筆、日本評論社)、『発達的視点からことばの障害を考える』(共訳、上智大学出版会)など。
▼関口氏のプロフィール
埼玉県生まれ。高校生の時に発達性ディスレクシアと判定。現在、言語聴覚士として中野区療育センターゆめなりあに勤務。日本ディスレクシア協会、第1回ディスレクシアデイをはじめ、学校、保育園、福祉施設などで、実体験をもとに当事者の視点と支援者の視点を掛け合わせた講演活動を行っている。
【主催】神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
▼ 開催方法
オンデマンド配信によるオンライン研修 ※配信終了日9/30
7/20までの入金確認分は7/21に、7/21以降の入金確認分は入金確認後5日以内に「視聴ご案内」をメールにてお送りいたします。
▼ 申込期限
9月20日(金) 午後3時
お申し込みは、下記「参加申込」ボタンからのオンラインフォーム限定となります。
開催日時&当日スケジュール
▼ 配信日時
2024年7月20日(土)~9月30日(月)
▼ プログラム(1)収録時間
時間 | 内容 |
00:00~1:15 (75分) |
1コマ目 「講義1 ことばとコミュニケーション・文字言語の発達(定型発達について)」 |
10分 | 休憩 |
01:25~02:35 (70分) |
2コマ目 「講義2 発達性ディスレクシアとその評価(アセスメント・実態把握)」 |
参加登録(申込)
▼ 参加費(1つの半日セミナーにつき)
一般 4,500円賛助会員※1 4,000円
正会員※1 3,000円
ユース※2 3,000円
※1 | 神奈川LD協会の正会員・賛助会員です。 |
※2 | 「ユース(YOUTH)」は、誕生日が1997年(平成9年)以降に生まれた方が対象です。 申込時に証明書類(免許証等の顔写真・年齢確認できるもの)アップロードが必須です。 |