＜講師からのメッセージ＞
私は、普段大学生を対象に授業を行ったり、ゼミや実習等の指導をするとともに、全学の障がい学生支援室長として、障がいのある学生が日々体験している「生きにくさ」を軽減し、多様なニーズのある学生の能力等を最大限発揮できる環境づくりをめざす業務、具体的には授業や大学生活上の合理的配慮についての検討等の業務に関わっています。

この経験から、発達特性や精神疾患等を有しながら、充実した学生生活を送っている大学生の主な共通点として、①自分の特性等を理解しようとする姿勢を有していること（自己理解への姿勢）、②自分が困っていることについて、相談できるスキルを有していること（相談先の確保）等が挙げられます。この二つがなければ、目的を達成することなく挫折してしまう学生を多くみてきました。こうした大学生からみた小中学校等の中で身に付けておくべき力、毎日の授業の中でも、幾つかの大切な留意点について提起させていただきたいと思っています。

このセミナーでは、成人期を迎えたかつての子どもたちの現状を分析して、小中学校時代に行っておくべき力、特にソーシャルスキル課題について、整理してお話していきたいと思います。以前作成した教材などのご案内も交えて、皆さんと考えていきたいと思います。

【ごあんない】
[参加制限について] 研修会主催者の責務として、すべての参加者の安全と安心を担保するため、担当講師とも話し合い、研修会開始時に安全のためのルールを提示し、全員がそれに則って進めることにします。それでも、安全と安心が担保できないと判断された場合（開催当日の進行中も含めて）は、当該参加者の研修会への参加を認めない対応を取ります。

＜担当講師＞
小田 浩伸 先生（大阪大谷大学教育学部 学部長・教授・同大学附属特別支援教育実践研究センター長）

▼講師プロフィール
特別支援教育士ＳＶ、学校心理士ＳＶ。心理リハビリテイションＳＶ、兵庫教育大学大学院学校教育研究科（障害児教育）修了。大阪府立支援学校に勤務。その後、大阪府教育センター指導主事を経て、現職。専門は、特別支援教育、発達障害、自立活動、授業改善。大阪府教育振興基本計画審議会（会長代理）、大阪府内外の教員研修会び学校巡回相談などの講師。主な著書に、『高等学校で学ぶ発達障がいのある生徒の「社会参加をみすえた自己理解　～「よさ」を活かす指導・支援～』（ジアース教育新社）他、著書論文多数。

【主催】神奈川LD協会（公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会）
 

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▼ 開催方法
生ﾗｲﾌﾞ配信（Zoomﾐｰﾃｨﾝｸﾞ利用）によるｵﾝﾗｲﾝ研修
開催前日（概ね11:00～15:00の間）にZoomID等のご案内をメールにてお送りいたします。
※後日視聴（オンデマンド配信）付き
・生ライブ配信日の1週間後に、申込登録済のすべての方（生ライブ配信参加者含む）へ視聴に必要な情報をメールにて送付します。
・生ライブ配信は参加せず後日視聴を希望の方も、生ライブ配信参加と同じ要領で開催日2日前・午後3時までにお申込み・ご入金ください。
・オンデマンド配信終了日は、2024年9月30日（月）です。
・締切日時以降のお申込みはお受けできかねます。

▼ 申込期限

開催日２日前　午後3時

お申し込みは、下記「参加申込」ボタンからのオンラインフォーム限定となります。