研修会概要
この研修会は、生ライブ配信のみでの開催です。
<講師からのメッセージ>
学齢期には、「先生の話を聞いて理解する」「語彙を学ぶ」「整った文を話す・書く」といった、ことばにかかわるさまざまな側面の育ちが期待されます。「ことばに難しさがある」と大人が感じる子どもでも、一人ひとりその姿は異なります。特にどのような側面に困難があるのかを探り、支援につながる有用な情報を収集・整理する過程がアセスメントです。
このセミナーでは、学齢児用の「LCSA(学齢版言語・コミュニケーション発達スケール)」を取り上げて、児童一人ひとりの長所と課題をプロフィール化する流れについて解説します。さらに、支援の方針の立て方や、ことばを育てる支援のアプローチについても考えていきます。
【お知らせ】
このセミナーで取り上げるLCSAの対象学年は「小学校1年生~4年生」です。小学生以前の乳幼児向けは、同日午前の「言語・コミュニケーション発達スケール(LC-R)の概説と指導の実際」セミナーで解説いただきます。なお、ことばの発達水準がゆっくりで、典型的な発達の6歳以下の水準にある児童生徒には、LC-R(改訂版LCスケール)を用いることができます。
【ごあんない】
[参加制限について] 研修会主催者の責務として、すべての参加者の安全と安心を担保するため、担当講師とも話し合い、研修会開始時に安全のためのルールを提示し、全員がそれに則って進めることにします。それでも、安全と安心が担保できないと判断された場合(開催当日の進行中も含めて)は、当該参加者の研修会への参加を認めない対応を取ります。
<担当講師>
大伴 潔 先生(東京学芸大学 名誉教授)
▼講師プロフィール
国際基督教大学を卒業後、米国イリノイ大学修士課程・ワシントン大学博士課程を修了(言語聴覚学)。東京都神経科学総合研究所を経て、1992年より東京学芸大学に勤務。言語聴覚士。著書に、『人とのかかわりで育つ言語・コミュニケーションへのアプローチ―家庭・園・学校との連携―』(学苑社, 2021)、『言語・コミュニケーション発達の理解と支援―LCスケールを活用したアプローチ―』(学苑社, 2019)、『アセスメントにもとづく学齢期の言語発達支援―LCSAを活用した指導の展開―』(学苑社, 2018)などがある。
【主催】神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
▼ 開催方法
生ライブ配信(Zoomミーティング利用)によるオンライン研修
※後日視聴(オンデマンド配信)なし
開催前日(概ね11:00~15:00の間)にZoomID等のご案内をメールにてお送りいたします。
▼ 申込期限
開催日2日前 午後3時
お申し込みは、下記「参加申込」ボタンからのオンラインフォーム限定となります。
開催日時&当日スケジュール
▼ 開催日時
2024年8月5日(月) 13:30~16:30
▼ 当日スケジュール
時間 | 内容 |
13:20~ | オンライン受付開始 各自メールにて配信させていただくZoomIDにて接続してください。 |
13:30~14:45 (75分) |
ごあいさつ・前半 |
14:45~14:55(10分) | 休憩 |
14:55~16:10 (75分) |
後半 |
16:10~16:30 (20分) |
質疑応答・まとめ |
参加登録(申込)
▼ 参加費(1つの半日セミナーにつき)
一般 4,500円賛助会員※1 4,000円
正会員※1 3,000円
ユース※2 3,000円
※1 | 神奈川LD協会の正会員・賛助会員です。 |
※2 | 「ユース(YOUTH)」は、誕生日が1997年(平成9年)以降に生まれた方が対象です。 申込時に証明書類(免許証等の顔写真・年齢確認できるもの)アップロードが必須です。 |